どうも、出会い方コンサルタントの根本直潔(ねもとなおゆき)です。
今回は、「モテる男の話し方」をパターン別に全15選をお伝えします。
初対面の女性においては、男性に警戒心を持っているのは普通です。
女性の「警戒心を解く」会話に始まり、女性に少しずつ「興味を引き出す」会話へとシフトしていきます。
これはモテる男の会話において鉄板です。
また、モテる話し方を効果的に発揮させるため、「JAIDCA(ジャイドカ)の法則」をご紹介します。
これは、消費者行動モデルの「AIDCA(アイドカ)の法則」を、彼女が欲しい男性向けに僕自身が改良したものです。
モテる話し方を最大限に生かすために、まずはJAIDCAの法則についてご説明します。
モテる話し方を生かす【JAIDCAの法則とは?】
モテる話し方を生かすために、「JAIDCAの法則」が参考になります。
詳しく見ていきましょう。
AIDCA(アイドカ)の法則
「AIDCAの法則」を調べると、次の通りです。
〔AIDCA は、注目(attention)、関心(interest)、欲望(desire)、確信(conviction)、行動(action)から〕
簡単にいうと、お客さんが商品を見つけてから、購入に至るまでの心理過程を表しています。
やるべきことを明確にするとき、マーケティングの考え方は役立ちます。
モテる話し方のテクニックだけを身につけても、女性の心の変化を理解しないと、失敗しやすいですからね。
モテる話し方を生かす「JAIDCAの法則」
AIDCA(アイドカ)の法則を、彼女が欲しい男性向きに僕が一部改良したものが、「JAIDCA(ジャイドカ)の法則」です。
これは、主に「彼氏が欲しい」女性とリアルの場で出会ったときに有効です。(マッチングアプリ等のオンラインでは少し異なります。)
一連の流れをざっと説明します。
■JAIDCAの法則|一連の流れ
1.出会いの段階で、「異性として見れるか?」の判断(Judgement)をされます。
清潔感の欠如、雰囲気が生理的に受け付けないと第一印象が悪いと、「異性として見れない」烙印を押されてゲームオーバーです。
2.次に男性が女性にコミュニケーションを取ることで、はじめて男性に注目(Attention)します。
3.女性の心を惹きつけるアプローチを男性が取ることにより、時間をかけて徐々に興味(interest)を持ち始めます。
4.その後のLINEのやり取り、二人での食事を通して、女性は「男性と付きあってもいいかも」という欲求(desire)が生まれてきます。
しかし、この段階でもすぐに女性から告白することは少ないです。
男性が煮え切らない態度を取っていると、「彼は私と付き合う気があるのかな?」と疑心暗鬼になりがちです。
5.男性からの明確な意思(二人きりでのデートを重ねる、言葉に出す、告白など)を受けて、男性の気持ちに確信(Conviction) を持ちます。
6.そして、ようやく付き合うという行動(Action)になります。
理由は、第一印象の段階で「異性として見れるか?」の判断をされているからです。
見た目が不潔、だらしない、イケてない雰囲気を醸し出していては、その時点で「彼氏候補」から外されることを意味しています。(足切りといいます)
その状態でいくら、モテる話し方を実践しても聞く耳を持ってくれないでしょう。
Judgement(判断)を乗り越える
モテる話し方が生きてくるのは、Judgement(判断)を乗り越えた後です。
そこで初めてスタートラインに立てますから。
ぶっちゃけて言うと、Judgement(判断)をクリアするのは簡単です。
正しい知識と方法を知っていれば、誰でもモテる雰囲気を演出することが可能です。
ルックスに自信がない男性、体型がぽっちゃりの男性でも女性にモテモテの人は多いですね。
ポイントは「清潔感」です。
清潔感をうまく演出することができれば、第一印象を制することができます。
※第一印象の詳しい解説、関連記事は次の章にあります。
判断(Judgement)をクリアし、モテる話し方を使い、注目(Attention)→Interest(興味)とスムーズに運びやすくなりますよ。
さらに、距離を縮めるアプローチ、二人きりの食事、デート、告白を通して、desire(欲求)→conviction(確信)→Action(行動)と連動していきます。
これらの過程において、モテる話し方は全てに活用できますので、大事ということです。
JAIDCAの法則は、出会いから付き合うまでの女性心理の過程を表したもの。
モテる話し方を生かすために、まずは判断(Judgement)をクリアしましょう。
モテる男の話し方【警戒心を解く】8選
巷では、モテる男の話し方については、インターネットや書籍などで、多くの情報で溢れかえっています。
「ノウハウは正しいけど、結局どういった場面で使えばいいの?」
という悩みは意外に多いもの。
さらにパターン別に細かすぎるぐらい分けられていると、
「とっさの会話中にうまく使い分けできないよ」
と言う声も聞こえてきます。
- 初対面の女性と会った際の「警戒心を解く」話し方
- 初対面の女性の「興味を引き出す」話し方
初対面の状態では、警戒心を持つ女性が多いため、まずは「警戒心を解く」会話が重要です。
そこをクリアすることで、はじめて「興味を引き出す」会話にいけます。
「警戒心を解く」話し方は全部で8つあります。
1つずつ解説していきましょう。
- 清潔感に全神経を注ぐ(第一印象UP)
- たまに目線を外す
- 笑顔が適度にある
- 声が聞き取りやすい
- 言動がポジティブ
- 女性の意見に共感する
- 批判は一切しない
- 相手の話を遮らない
1.清潔感に全神経を注ぐ(第一印象UP)
最初は「清潔感に全神経を注ぐ」です。
前述したように、まずモテる話し方を生かすためには、女性から「この男性は異性として見れないな」烙印を押されないことが大切。
清潔感をうまく演出することで、第一印象が劇的に変わります。
第一印象を制すると、3つのメリットが生じます。
決しては舐めてはいけません。
■第一印象を制すると、生じる3大メリット
- 後々の女性の評価に影響する
- 女性へアプローチしやすくなる
- 他の評価も上がりやすくなる
◆詳しい解説、モテる雰囲気の秘密は「モテる雰囲気の正体を暴露。男の魅力が爆速でアップする方法5選」
★★★モテる話し方を生かすために、必須のポイントです。
2.たまに目線を外す
2点目は、「たまに目線を外す」を挙げます。
警戒心を持った状態では、適度に目線を外すぐらいがちょうど良いです。
特に、意中の女性の場合は、ついつい相手の目を必要以上に見つめてしまいますから。
3.笑顔が多い
3点目は、「笑顔が多い」です。
ここで伝えたいポイントは、いかに自然体でいれるかどうか。
無理にずっとニコニコしているのは不自然です。
「この人笑顔が多くて話しやすいな」くらいの印象が警戒心を解く上でベストですね。
いつも笑顔でニコニコした態度は、変な勧誘か、モノを売られるのでは?と疑いを持たれますよ。
自然体かつ笑顔は多めぐらいでOK。
4.声が聞き取りやすい
4点目は、「声が聞き取りやすい」です。
小声や、モゴモゴと聞こえづらい話し方をしている人は要注意!
コミュニケーションが下手な印象を持たれ、次のステップに進みにくいのは一目瞭然です。
自分では気がつきにくいので、周りに確認してもらいましょう。
5.言動がポジティブ
続いては、「言動がポジティブ」であること。
不平不満やネガティブな言動が多い男性は、女性から嫌われる傾向が強いです。
負のオーラを持っている男性に近づきたくない心理が働くため、言動には気をつけましょう。
そんなこと言うと、僕もスーパーネガティブですから笑
「言霊」という単語があるように、言葉には不思議な力が宿っていると思います。
性格は簡単に変わりません。
ネガティブに感じたことを口に出さないか、ポジティブな意味に変えるかの二者択一にしてください。
6.女性の意見に共感する
6点目は「女性の意見に共感する」を挙げます。
「共感力」は警戒心を解く上で鍵になります。
単純接触効果(ザイアンスの法則)をご存知でしょうか?
単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc (1968) にまとめ、知られるようになった(以下略)
簡単にいうと、女性は知らない男性には冷淡な態度を取りがちで、知っている人には好意を抱くということ。
徹底的に共感することで、より早く警戒心が解け、親近感に変わります。
基本的に自分の話を受け止めてくれる人は希少価値があります。
特に初対面の場合は、意識してください。
7.批判は一切しない
7点目は「批判は一切しない」です。
残念ながら人間は本来、人を恨んだり妬んだりする生き物です。
テレビでは不祥事や不幸な出来事を多く扱います。
理由はシンプルで、視聴率が取れるからです。(幸せな内容は興味を引かない)
「批判」が常識の世の中では、心が疲弊しますよね。
そんな中、初対面であった男性から批判的なことを言われたら、どうでしょうか?
相手が求めていないのに、絶対に批判は一切しないでください。
その時点で一発レッドカードを食らいます。
批判や愚痴は、仲のいい友人どおしで居酒屋でやってください。(生産性はないですが)
8.相手の話を遮らない
8点目は、「相手の話を遮(さえぎ)らない」です。
自分のことをアピールしたいとき、人間は無意識に相手の話を遮りがちです。
相手の話をしっかりと受け止めましょう。
「この男性は自分の話をしっかりと受け止めてくれる」
と感じてもらえれば、自然と警戒心は解けていきます。
モテる男の話し方【興味を引き出す】7選
モテる男の話し方、続いては「興味を引き出す」フェーズです。
警戒心を解くだけでは、「いい人」と感じさせるだけです。
他の男性と一歩違った仕草や行動があるからこそ、強い印象を与えることができます。
「いい人止まり」の「婚活疲れ」男子は、「興味を引き出す」ことが苦手なケースが多いです。
全部で7つあります。
- 人により話し方を変える
- リアクションが大きい
- 共通点を探す
- タメ口を適度に入れる
- 女性を褒める
- 女性を少しイジる
- 質問が多い★(もっとも大事)
1.人により話し方を変える
「興味を引き出す」モテる話し方の1つ目は、「人により話し方を変える」です。
個人的に、すべての女性に話しを頑張る必要はないと思います。
特に婚活パーティーなど、婚活市場では顕著です。
「いい人止まり」で先に進めない男性に共通しているのが、全ての女性に平等に優しいこと。
罪悪感を抱くことなく、接する女性により、力配分を変えてください。
全ての女性に全力だと疲れますし、全員に好かれることは不可能ですから。
すべてに優しい男性は、「いい人止まり」になりやすいですよ。
2.リアクションが大きい
続いては、「リアクションが大きい」を挙げます。
リアクション芸人のレベルは、もちろん必要ありません。
ポイントは相手の女性と喜怒哀楽を合わせること。
無表情で相手の話を聞いていることだけは避けてくださいね。
3.共通点を探す
「共通点を探す」ことは、恋愛に限らずに様々な場面で有効です。
営業や、男女問わずに仲を深める場面では役立ちます。
当然、恋愛は人間関係の一部ですので、効果を発揮します。
コツは、大小問わずに会話の中で共通点を探すこと。
例えば、出身地が「岡山県」と「島根県」であれば、「中国地方」の共通点が見つかります。
学生の頃の部活が「吹奏楽部」と「美術部」であれば、「文化系部活」という具合。
共通点に正解はありませんから、うまく見つけられなければ、大きな括りで探しましょう。
一気に距離が縮まります。
4.女性を褒める
次のポイントは、「女性を褒める」こと。
注意点としては、褒めるまでに必ず3段階を踏む必要があります。
「相手の話をしっかり聞いて」→「共感して」→「褒める」の順番を守ってください。
これを守らないと、痛い目を見る可能性が高まります。
「この男性はお世辞を言っているのかな?」
「誰にでも軽口を叩いているのでしょ?」
何でもかんでも褒めたらOKと単純なものではありません。
褒める根拠がないと、薄っぺらく聞こえてしまいがち。
逆効果になりやすいのです。
注意してください。
5.タメ口を適度に入れる
「タメ口を適度に入れる」つまり、敬語100%から徐々に崩していきます。
僕の感覚では、初対面では全体の10%程度のタメ口が無難でしょう。
さらにタメ口の種類も、相手を否定する内容は絶対に言わないこと。
強く共感した時や、驚いた時に使いやすいですよ。
例えば、「強く共感した時」のトークイメージ。
■強く共感した時
ちなみに暖かいところはどこがオススメですか?
沖縄は外せないですよねー!
驚いたときのトークイメージ。
■驚いた時
もしかして、大阪出身とかですか?笑
僕も大阪出身です笑
このような形で、さりげなく「タメ口」を入れることが大切です。
もちろん、関係性が濃くなるにつれて、割合を変化させましょう。
6.女性を少しイジる
次は少し難易度が上がりますが、「女性を少しイジる」です。
絶対に守るべきポイントは、相手が男性側に興味を持ち始めたタイミングで行うこと!
警戒心を持っている段階や、まだ会話が盛り上がっていない状態では厳禁です。
さらに、「イジる」は相手の容姿や体型をバカにして、傷つくことを指摘することではないです。
イジる→愛情を持って、相手を少し「からかう」イメージ。
コミュニケーションを円滑にするための有効な手段になりうる。
■軽いミスをした時(例:言葉を噛んだとき)
この前パフォ……パフェ食べました笑
相手が傷つかないイジリ方は、グッと距離が近づきます。
7.質問が多い(一番大事)
最後は、「質問が多い」です。
実は全ての中で、この項目が一番大事です。
話が下手な人でも、質問力が高ければ全く問題ありません。
むしろ、聞き上手は大きな武器です。
コツは、男性側から一方的に問いかけず、女性の発言に絡めて質問をすること。
これを意識することで、内容に深みが出てきますし、会話も弾みやすいです。
会話に困ったら、とにかく相手の話に耳を傾けて、質問をすることです。
マシンガントークみたく、一方的に質問ばかりすると、それは「尋問」に変わります。
モテない男の話し方【初対面で絶対に避けたい3つのNGポイント】
それでは最後に、「初対面では絶対に避けたい3つのNGポイント」をお伝えします。
会話中に一発退場を食らう内容とは?
要チェックです。
下ネタを入れる
NGポイント1つ目は、「下ネタを入れた話し方」です。
特に初対面で「下ネタ」は非常に危険です。
と女性が疑心暗鬼になる筆頭です。
合コンや飲み会で下ネタで盛り上がることはありますが、他の方法でいくらでも盛り上げることは可能です。
特に初対面ではオススメしません。
モテない宣言をする
NGポイントの2つ目は、「モテない宣言をする」です。
謙虚な姿勢は素晴らしいですが、恋愛の現場ではマイナスでしかありません。
実際にモテるモテないは関係なく、わざわざ男性価値を下げるような言動は控えましょう。
もちろん、モテる宣言をする必要はありません。(逆にウザがられるかも)
相手に商品を紹介する時に、「この商品は人気ないんですよ」とは言わないですよね。
「つまらないものですが……」はお土産を渡す時以外は不要です。
女性の容姿をいきなり褒める
NGポイント3つ目は、「女性の容姿をいきなり褒める」を挙げます。
下心があるか、何か意図があるの?と警戒される恐れがあります。
前述の通り、褒めるには根拠が必要でしたね。(褒める3段階は、相手の話をしっかり聞く→共感する→褒める)
話の流れのなかで、不自然でなければもちろんOKですが。
相手の容姿を褒める発想自体が安易です。
褒めるなら、もっと他の男性が気付きにくいポイント(ネイルやちょっとしたアイテムなど)を褒めてください。
キャバクラやスナックのようにお酒が入った席では許容されると思いますが……
まとめ
今回は、モテる男の話し方を「警戒感を解く」、「興味を引き出す」に分けて全15選お伝えしました。
初対面の相手は警戒していることが大前提です。
相手の話をよく聞き、共感し、褒めるの流れが非常に役に立ちます。
またモテる話し方を生かすためにも、JAIDCAの法則を理解して、まずはJudgement(判断)をクリアすることが大切です。
モテる話し方を生かして、ぜひ彼女づくりを有利に進めてくださいね。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。