本日は恋愛テクニックの一つ、「押し引き」に関して考察します。
結論をいいますが、ズバリ「押し引き」はオススメしません。
なぜなら、よほどの恋愛上手でなければこのテクニックはうまく使いこなせないからです。
しかし、女性の恋愛感情を急激に高めたい時に、駆け引きが有効なことも事実。
そこで、意識せずに自然と「押し引き」ができるコツを解説します。
目次
恋愛の押し引きの正体は「安心」と「不安」
恋愛における「押し引き」の正体は、「安心」と「不安」です。
「安心」と「不安」の感情を交互に感じさせる男性が、「押し引き」がうまいと言われます。
感情の揺れ動きが大きいほど人は相手に興味を持ちやすく、恋愛感情を芽生えさせやすいと言われています。
いっけん、怖い風貌の男性が子どもに優しかったり、チャラい男性が真面目な一面を見せたりすると、ギャップ効果が発動し、女性がドキッとすることがあります。
これも、感情の揺れ動きからくる一種の効果です。
恋愛の押し引きは、この「感情の揺れ動き」を意識したテクニックということです。
恋愛の押し引きを狙ってはいけない理由
ズバリ、結論ですが「恋愛の押し引き」を狙ってはいけません。
いわゆる、世の中の恋愛論とは反しているかもしれませんが、その理由をお伝えします。
まず押してばかりのアプローチでは、相手に「安心感」を与えすぎてしまい、「好かれているから大丈夫」と余裕を抱かせてしまうのは前述のとおり。
そうなると、女性から男性に無理にアプローチする必要性が薄れるため、イニシアチブ(主導権)を握られやすいのです。
■「押す」アプローチの例
- LINEの連絡頻度を増やす
- 女性に積極的に話しかける
- 好意をほのめかす
- デートに誘う
など
一方、意中の女性に対して男性が「引く」アプローチはどうでしょうか。
女性の気持ちをうまく惹きつけた状態で「引く」ことができれば、恋愛感情を高めることに成功するのは事実です。
しかし、多くの男性にとって、そもそもうまく惹きつける行為事態、難易度が高いのです。
「それが出来たら最初から悩まねーよ!」状態です。
仮に「うまく引いてください」と伝えたところで、意中の女性を目の前にすると実践できないことがほとんどなのです。
■「引く」アプローチの例
- 女性からの連絡は時間をおいて返信する
- 女性とのコミュニケーション時に「素っ気ない」態度を取る
- 女性をからかう
など
「好きな女性からLINEの返信がくると、嬉しくてつい即レスしてしまう」
「女性が近くにいると、つい目で追ってしまう」
このような経験は一度や二度ありませんか。
僕自身、昔は女性に「好意」がバレないよう、相手からきた連絡は時間を置いて返信するようにしていました。(押しすぎないように)
余計に女性のことが気になり、ますます「押したくなる」心理が加速したのです。
もちろん、一部の「使いこなせる」男性には「押し引き」テクニックは有効ですが、女性に苦手意識を持っている男性には逆効果なのです。
“使えない”テクニックは、もはや意味がありません。
「恋愛の押し引きは自然に発動する」が正解
恋愛の押し引きはうまく使いこなせれば、強力な武器になります。
そこで、個人的にオススメは「恋愛の押し引き」を自発的におこわず、自然に発動させることに発想を転換することです。
そのために欠かせないポイントは、「余裕」です。
余裕が醸成されると、自然に「押し引き」が発動されやすくなるのです。
たった一人の女性を追いかける場合、精神的な「余裕」が失われやすく、「押し引き」をすることが困難になります。
「別にこの女性を逃しても大丈夫」という落ち着きが必要不可欠です。
ではどのようにすれば、「余裕」が生まれ、自然に「押し引き」が発動するのでしょうか。
次から説明する根本式5つの方法をご紹介します。
女性心理を理解する
そもそもなぜ「余裕」が必要なのか?
それを理解するために、女性の恋愛感情がどのように高まっていくのか理解する必要があります。
下の図は男女における「恋愛感情に至るスピードの違い」を表したものです。
見てもらうと分かるように、男性は短い時間で好意レベルが高まっているのに対し、女性は時間をかけながら好意が高まっているのが分かります。
一般的に男性は短時間で“惚れる”傾向が強く、女性は“惚れる”までに時間を要すると言われています。
男女によって恋愛感情に至るスピードが異なるんです。
女性の恋愛感情が達するまでに待てる「余裕」が必要になってきます。
余裕を失い、慌てたアプローチが失敗するのは、女性の恋愛熱が高まりきっていないからですね。
定期的に出会いの場へ出向く
「仕事が多忙で、女性との出会いがない」
「普段から女性と接する時間が少ない」
このような状態で目の前に好みの女性が現れたら、「余裕」なんて持てないのが普通です。
「この女性を逃してなるものか」と肩に力が入り、「余裕」を意識すればするほど“ぎこちない”態度が露呈します。
そこで、提案はたった一つ。
「だから、出会いがないんだって」と反論されそうですが、いわゆる“自然の出会い”ではありません。
婚活パーティー、街コン、異業種交流会、マッチングアプリと現代は出会いの機会が豊富です。(マッチングサービス)
空いている時間に一人で参加ができるため、隙間時間に申し込みをしてください。
彼女をつくるコツは、出会いの数を増やして、異性として選ばれる確率を高めることに尽きます。
マッチングサービスは一期一会の出会いのため、たとえ失敗しても日常生活に支障が出にくく、恋愛の勘を磨くにはうってつけです。
複数の女性に連絡をとる
マッチングサービスは運営側で女性と連絡先を交換する手助けをしてくれます。
例えば、多くの「婚活パーティー」で連絡先カードを渡す機会を設けており、一度で複数の女性とコンタクトを取れます。(たとえ、カップリングしなくとも)
街コンにおいても、同じ席で話した女性と別れ際に連絡先を交換すれば良いですし、定期的に参加すればどんどん連絡先は増えていきますよね。
そこでぜひやって欲しいことは、「複数の女性に連絡をとる」ことです。
そうすると、「押している」印象を女性に与えやすいです。
複数の女性と連絡を取ることで、「即レス」する余裕が自然となくなり、適切な距離感が勝手に生まれます。
さらに「一人や二人の女性から嫌われても問題ない」と精神的な余裕に繋がり、事態が好転することが多いのです。
仕事に励む
続いては「仕事に励む」です。
いっけん、恋愛の押し引きに関係なさそうですが、すごく大切なポイントです。
仕事ができる男は、男磨きとして「身なり」にも気を配っていることが多く、特に第一印象の見せ方には細心の注意を払っています。
清潔感は身なりを決定づける大きな要素です。
ここを無視すると、女性から第一印象で足切りされて、「押し引き」以前の問題になります。
ポイントは、身の回りの仕事ができる男を完コピすること!
詳しいやり方は次のコラムで解説しています。
シンプルに「仕事ができる男性」は女性から大人気です。
デキる男という目で見られるだけでも、恋愛を有利に進めることができます。
好きなタイミングで「押す」
ここまでの流れを再度振り返ります。
- 恋愛感情に至るスピードの違いを理解する
- 定期的に出会いの場へ参加する
- 複数の女性と連絡を取る
- 仕事に励む
ですね。
「引かなくていいの?」と疑問を持たれるかもしれませんが、ぶっちゃけ引く必要はありません。
複数の女性と連絡を取りながら、仕事にも励んでいると、女性を押しまくる時間的な“余裕”がなくなるからです。
そのため、すでにその時点で「引いている」状態が生まれているのです。
各女性と適切な距離感が「自然」に生まれており、脈ありな女性がいれば即「押してください」
女性との距離感を知るための一つとして、脈ありサインは参考になります。
仮にその女性とうまく進展しなくても、他の女性との出会いも増えているため、切り替えがしやすいです。
「量は質を凌駕する」のは恋愛の鉄則です。
彼女づくりにおいて最短で結果を出したい場合は、「急がば回れ」精神でこのステップを丁寧に実践してください。
結果的に短い時間で恋愛力が磨かれていきます。
小手先のテクニックである、「恋愛の押し引き」に惑わされないようにしてください。
まとめ
本日は、テクニックでよく語られる「押し引き」をテーマに解説しました。
恋愛の駆け引きはうまく使いこなせると、強力な武器になります。
しかし、一部のモテ男性以外は使いこなせないシロモノです。
使えない「テクニック」では意味がありません。
ポイントは、自然と恋愛の押し引きが発動することです。
今回ご紹介した方法を丁寧に実践することで、彼女づくりが好転し、結果として「恋愛の押し引き」のコツやツボが見えてきます。
ぜひ試してみてください。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。