どうも、出会い方コンサルタントの根本直潔(ねもとなおゆき)です。
「意中の女性と出会う」もしくは、婚活にかかる「費用」についてご説明します。
※便宜上、「婚活」の定義→「意中の女性を探すアプローチ」とします。
婚活パーティー、街コン、異業種交流会においては、男性陣は費用を高めに設定されているケースが大半です。
合コンでは、男性が多めに支払いをし、二次会まで行くとお金が一気に吹き飛びますね。
相席居酒屋に至っては時間が経過すると、お金が加算されていく仕組みです。
アプリでは使用状況により料金体系が変わります。
本日は、異性と出会う際に発生する「お金」について解説していきます。
目次
86%の男性が婚活するワケ
意中の彼女をつくる目的は、男性によってさまざまです。
「彼女をつくる」=「結婚相手を見つける」とは限らず、価値観が多様化している現代に正解はありません。
下の表をご覧ください。
時期は問わず、「いずれ結婚するつもり」と回答した未婚男性は、なんと約86%にのぼります。
男性にとって「彼女をつくる」ことが、後から考えると「婚活」だったというケースが現実に多いのです。
約86%の男性にとって「婚活」は無縁ではありません。
さらに、「一生結婚するつもりがない」と現時点で回答をしても一生涯、価値観が変わらない保証はありません。
次に「婚活にかかる費用」について考えましょう。
婚活費用に敏感な男性
婚活費用に敏感になるワケは、下の表を見れば明らかです。
「結婚の障害」を選択した未婚者の割合を調査したデータですが、圧倒的に一位が「結婚資金」です。
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注:18 ~ 34歳未婚者のうち何%の人が各項目を結婚の主要な障害(二つまで選択)と考えているかを示す。グラフ上の数値は第15 回調査の結果。
出典:第15回出生動向基本調査
「お金が貯まらない」状況では結婚できないと感じる男性が多いということ。
お金に対する意識が強いことが、データで読み取れます。
出会いにお金が発生しない「社内恋愛」や「友人の紹介」だけで楽々に彼女をつくれる男性はわずかです。
その場合、お金を投資して「出会いの場所」へ行くこともあるでしょう。
そこで、湯水のごとくお金を使うことは避けたいものです。
「なるべく貯蓄をした状態で、意中の女性を見つけたい」は多くの男性の共通認識でしょう。
婚活費用に敏感になるのも、仕方ありません。
婚活費用が高くつく3大理由
婚活費用をなるべくかけずに、素敵な女性とお付き合いしたいですよね。
なぜ多くの男性が婚活に多額の費用を投じるのでしょうか。
大きくは3つの理由が存在しています。
一つずつ解説します。
出会いがない男性が多い
アラサー未婚男性の70%近くが、「交際相手がいない」衝撃のデータが明らかになりました。
参考:第15回出生動向基本調査(社会保障・人口問題基本調査)
現代は、「出会いを求める」男性の需要の高まりを背景に、多くの婚活(恋活)サービス会社が乱立しています。
そのため、さまざまな方法で出会いの機会を提供しています。
出会い自体がビジネスになっている分、費用が発生するのは当然です。
一方、出会いの方法が増えるにつれて、一つ一つの出会いの質が低下していると感じます。
例えば、婚活パーティー、異業種交流会、街コンに参加したとしましょう。
そこでは、短い時間で一人の女性に強く印象を与えることができなければ、即ゲームオーバーです。
なぜなら、良い男性に出会えなければ、女性は別のイベントに申し込みをするだけだから。
男性に比べて、女性が支払う参加費用は格安です。
女性にとって「理想の男性」にめぐり合うまでは何回もチャレンジしやすい環境があります。
「出会いがない」男性は、女性から評価される方法を知らないと、成果が出ることなく、お金だけがどんどん減っていくのは、このためです。
20代女性の需要が高い
20代女性は幅広い世代の男性から人気です。
相席居酒屋(ラウンジ)は、女性を無料で集客をし、それを餌に男性からお金を得るビジネスモデルです。
婚活パーティーも同様に、20代女性の参加費用は無料に設定されているケースがほとんど。(女性は年齢を重ねるにつれ、参加費用が上がります。)
当然、男性の参加費用は割高に設定されています。
この世の中は、需要と供給のバランスで価格が設定されています。
20代女性と出会う場合は、需要が高いため、婚活費用は高くなります。
美人の女性を奪い合う競争
恋愛は、残酷な弱肉強食の世界です。
美しい女性を求めることは、時代は変われど本質は変わりません。(美しさの価値観は異なりますが)
人間にとっても同様で、表面上には見えにくいですが、美人の女性を奪い合う競争を日々しております。
「モテる」「モテない」悩みが検索ワードに並び、どうすれば女性から求められるか?を探し続けています。
美人の女性は男性からアプローチされる機会が多く、どんどん見る目が肥えていきます。
自然と男性を求める基準は高くなりますよね。
ここで一つ質問です。
婚活費用を一切かけずに美人の彼女をつくりたい男性Aがいます。
彼は、デートは毎回「割り勘」をし、服はボロボロ、街コンやパーティー経験は無しです。
彼は恋愛を制することはできるでしょうか?
答えはおそらくNOです。
事実、この世の中は、(調達)→投資→回収→(調達)……と繰り返しながら、成長していきます。(資本主義の姿)
「美人の彼女をつくる」(回収)を達成するためには、最低限度の婚活費用(投資)はどうしても必要になります。
目先のお金をケチり、勉強する時間を惜しみ、女性に一切アプローチをしない態度は、長期的に不利益を被る可能性が高いでしょう。
美人の女性を奪い合う競争に勝つためには、必要最低限の婚活費用(投資)は仕方ないでしょう。
※投資は、お金だけではありません。勉強する時間や、女性にアプローチした行動力も含まれます。
◆お金を極力かけずに「モテる雰囲気」を手に入れる方法
【婚活費用/比較】出会いの場所11+その他
出会いの場所ごとにどのような婚活費用が発生するのか?
比較しましょう。
あくまで、相場感やイメージを掴むための参考にしてください。
※婚活サービスは、運営会社により値段は変わります。
友人の紹介、社内恋愛の方法はバリエーションが多いため、個人差によります。
友人の紹介
まず一つ目は、「友人の紹介」です。
友人の紹介は、最初から女性と二人きりで食事(実質デート)のパターンも珍しくありません。
婚活費用としては、食事代、デート代、清潔感を演出できる服装代程度ですね。
相手の雰囲気を写真等で事前にチェックできるため、交際に至る確率も高いでしょう。
社内恋愛(職場恋愛)
「社内恋愛」も同様に、婚活費用がかからない代表例です。
出会い自体が職場で行われ、同じ部署であれば、普段の仕事を通じて間接的にアプローチができます。
休憩時のランチをうまく利用できれば、ミニデートもできちゃいますね。
こちらもコスパ最強です。
一方で、社内恋愛はお互いの身分や立場の情報が筒抜けです。
匿名性が低く、「婚活」が失敗した際のリスクは大きいです。
費用はかかりませんが、その分、慎重な婚活が求められます。
コミュニティ
「コミュニティ」とは、家庭と仕事以外で所属する第3の集団のことです。
例えば、サークル、お祭りチーム、地域コミュニティ、ボランティア等が該当します。
多くは入会金などの縛りはなく、活動費用や都度の飲食費が発生するケースが多いです。
割安なケースがほとんどで、地域の活動をチェックしてみましょう。
思わぬところに、意中の女性がいるかもしれません。
僕は仕事の転勤で岡山に行ったとき、お祭りグループに所属しました。
入会金はなく、1年間にて衣装代(合計2万円)、お祭り会場までの交通費(合計1万円以内)、たまの飲食費用(合計2万円以内)程度でした。
婚活(恋活)パーティー
婚活(恋活パーティー)はどうでしょうか?
参加する運営会社や、パーティーの対象年齢によって費用は異なります。
次の図は、婚活(恋活)パーティーに参加し続けた1年後、3年後、10年後に発生する費用イメージです。
婚活(恋活パーティー) | |
費用(1回あたり) | 4千〜7千円 |
1年後 合計費用 | 10万〜17万円 |
3年後 合計費用 | 36万〜51万円 |
10年後 合計費用 | 120万〜170万円 |
※一ヶ月に二回参加すると仮定※端数は四捨五入
数字に置き換えると、実感が湧きませんか?
婚活パーティーは出会いの場所の中では、ブルーオーシャンです。(競争相手に勝ちやすい場所)
理由は、婚活パーティー自体に、敷居を高く持つ男性がいるためです。
相席居酒屋は行くけど、婚活パーティーには抵抗を持つ男性は意外に多い印象。
また実際に「モテない」男性が多くいるため、競争相手としては勝つ可能性が高いです。
ブルーオーシャンで戦うことは、恋愛もビジネスも共通です。
ちなみに、パーティー名に「婚活」と名前がつくのは、単純にメッセージ性が強く、刺さるキャッチコピーだからです。
構えずに気楽に参加してください。
◆一人で婚活をする(女性と出会う)オススメは「婚活パーティー」の理由
アプリ
「アプリ」に関しては、手軽な料金で異性と知り合えるツールです。
多くの会社がサービスを提供していますが、2千円〜3千円前後の金額から利用できるのが特徴です。
当然、利用状況により金額は加算されていき、サービスによっては従量課金制(サービスの量により請求金額が変わる)です。
「婚活実態調査2019」によると、ネット系婚活サービスを利用した結婚者は、年々増加傾向にあります。
今後もさらに伸びいくことが予想されます。
ただ難点は「匿名性が高い」手軽な出会い方のため、既婚者、ビジネス目的の女性も含まれている場合があり、注意が必要です。
出会うまではお互いの関係性が希薄なため、やり方を間違えるとすぐに関係が途絶えます。
費用対効果は正直、使う人の行動に左右されるでしょう。
街コン
「街コン」は、食事やお酒を交えながら、異性と知り合えるので楽しい「婚活」です。
注意点としては、飲食が含まれているので、男性による費用負担が高く設定されていること。
頻繁に参加する場合は、財布に優しくありません。
1年後、3年後、10年後に発生する費用イメージです。
街コン | |
費用(1回あたり) | 5千〜8千円 |
1年後 総費用 | 12万〜19万円 |
3年後 総費用 | 36万〜57万円 |
10年後 総費用 | 120万〜190万円 |
※一ヶ月に二回参加すると仮定※端数は四捨五入
また参加要件で二人組が条件のケースがあり、一人では参加できない場合もあります。
住んでいる場所により、質にバラツキがあるのは仕方ないでしょう。
合コン
出会いの定番「合コン」の費用面はどうでしょうか?
幹事がお洒落なレストランや、居酒屋を予約して開催される場合が多いです。
合コンの落とし穴は、男性側が女性より多めに負担する「暗黙のルール」が存在すること。
二次会に流れた場合は、費用負担がさら増えますね。
合コンを続けた場合の、1年後、3年後、10年後に発生する費用イメージです。
合コン | |
費用(1回あたり) | 4千円〜1万円 |
1年後 総費用 | 10万〜24万円 |
3年後 総費用 | 30万〜72万円 |
10年後 総費用 | 100万〜240万円 |
※一ヶ月に二回参加すると仮定※端数は四捨五入
下記の図をご覧ください。
出会いの定番と言われる「合コン」は、意外に恋人との出会いのきっかけにはなりにくいようです。
社内恋愛(同じ会社や職場)、コミュニティ(サークルや趣味、習い事の活動を通じて)、友人の紹介(合コン以外の友人の紹介)、婚活サービスと比較すると、相対的に数値が低いことがわかります。
僕個人の見解ですが、合コンでは「本気でない女性」、「彼氏がいる女性」が人数合わせで参加している場面が見受けられます。
異業種交流会
「異業種交流会」はビジネスのイメージが強いかもしれませんが、恋愛に特化したタイプもあります。(パーティー名に「恋活」や「出会いが欲しい」などが入っている場合が多い)
立食スタイルで食事、お酒が提供される場所が多く、自由度が高いのが特徴です。
費用面ではどうでしょうか?
1年後、3年後、10年後に発生する費用面は、街コンと同等です。
異業種交流会 | |
費用(1回あたり) | 5千〜8千円 |
1年後 総費用 | 12万〜19万円 |
3年後 総費用 | 36万〜57万円 |
10年後 総費用 | 120万〜190万円 |
こちらもお酒、食事が提供されるため、費用は割高傾向にあります。
しかし、街コンとは異なり自由に移動しながら、女性にコミュニケーションを取れることがメリット。
難易度は上がりますが、慣れれば「気に入った女性」にだけ話ができるので、やり方次第でコスパは向上します。
ナンパ
続いては、「ナンパ」です。
匿名性がもっとも高い「出会い方」であり、女性の警戒心は高い状態からスタートします。
慣れるまではある程度、場数をこなす必要があります。
費用面では、出会い自体は基本的に無料です。
ただし、その場でご飯に誘う場合は、男性側が多めに支払うケースが多いでしょう。
また一期一会の出会いになりやすく、別れた直後に既読無視パターンも想定しなければいけません。
ナンパがきっかけで結婚に結びつくカップルもいます。
そのため、一概に無視はできない出会い方ではありますが、正直難易度は高いです。
「出会いがない」状態では優先順位は高くありません。
結婚相談所
続いて、「結婚相談所」です。
結婚相談所の費用の相場は、次の通りです。
結婚相談所 | |
入会金 | 3万〜10万円 ※初期費用 |
登録料 | 1万〜3万円 ※初期費用 |
月会費 | 1万〜2万円 ※毎月払い |
お見合い料金 | 5千〜1万円 ※1回ごとに支払い |
成婚料金 | 5万〜20万円 ※結婚確定時に支払い |
1年後、3年後、10年後の発生費用のシミュレーションは次の通りです。
多くの金銭負担があることが理解できるでしょう。
結婚相談所 | |
1年後 費用 | 27万〜69万円 |
3年後 費用 | 63万〜138万円 |
10年後 費用 | 189万〜393万円 |
現在では、出会いがない男性の最後の砦の印象があります。
正直、費用面ではかなり厳しい出会い方であることは間違いありません。
ナイト系
「ナイト系」とは、Bar、スナック、クラブなどの夜のお店を総称したものです。
費用はピンキリで、安くても最低5千円/時間はかかります。
滞在時間、注文内容、指名などで金額は大幅に跳ね上がるため、相場は人それぞれです。
高級クラブでは、座っただけで数万円も常識です。
ナイト系は「ビジネス」です。
真剣な出会いに繋がる事例も聞いていますが、その影で多くの男性が夢破れております。
ご注意を。
その他(相席居酒屋など)
それ以外では、相席居酒屋(レストラン)を解説しましょう。
お店にきた異性のお客さん同士が「相席」になり、コミュニケーションを取るスタイル。
女性は無料もしくは格安のケースが多く、男性側は経過時間により料金体系が変わります。
最低基本料金が1千円〜2千円からで、10分〜15分単位で料金が加算されていくのが一般的。
女性は無料もしくは格安のケースが多いです。
2時間程度滞在すると、6千円〜8千円程度費用が発生するので、街コンや異業種交流会と同じ相場ですね。
女性の飲食が無料というのがポイントで、正直飲み食いを目的に来ている女性も多いです。
またビジネスや勧誘に使われるリスクもあるでしょう。
参加する場合は、費用面とデメリットを考慮して臨んでください。
相席居酒屋を除く、その他の出会い方は無数です。
例えば、ジム、行きつけのお店の店員、旅先での出会いなどです。
注意点として、これらの「出会い」はあくまで「意図しない偶然の出会い」です。
出会い目的に狙うのは非効率です。
出会い目的にジムへ通う→会員の年齢層、人数など不確定要素が高い。毎月の出費が痛い。難易度高し。
行きつけのお店の店員→狙って頻繁に来店を重ねると一歩間違えると、迷惑行為
旅先での出会い→偶然の要素が強すぎて、運に左右される。遠距離恋愛になりやすく、継続が困難
モテる男性は婚活費用を劇的に減らせる
婚活費用の数字を示すと、よりリアルに感じませんか?
無意識にお金は吸い取られていくものです。
大事なことは、お金と時間は有限であること。
余裕がある方は、色々な出会い方にチャレンジすることは良いと思います。
単純に勉強になりますし、失敗も経験値になりますので最終的にプラスになります。
ただし、多くの男性にとっては「なるべくお金と時間をかけず」に婚活を成功させたいですよね。
時間に関してはお金より大切です。
20代、30代、40代……と年齢を重ねていき、真剣な恋愛を成就させる難易度が上がっていきます。
さらに失った時間はお金を払っても返ってきません。
家庭を早く持ちたい方は、特に時間に敏感でしょう。
最小の労力で最大の成果を得るポイントは、シンプルですが「女性からモテる」男性に変身することです。
そして変身することは、実は簡単です。(皆ノウハウ、使いこなし方を知らないだけ)
正直、やり方を磨いていくと、どの出会い方でもうまくいくようになります。
女性に「選んでもらう」側から「選ぶ」側の男性に変身すればいいのです。
言葉にすると軽いですが、真実だから仕方ありません。
それこそが、結果的にお金や時間の「節約」につながるのです。
恋愛の悩みも劇的に減り、仕事に集中できる環境も整いますので、一石二鳥です。
「モテる男性は婚活費用を劇的に減らせる」
ここに真理が隠されています。
まとめ
本日は、【男性版】婚活費用11選を解説しました。
実質賃金が毎年低下している日本は、まさしく「貧困化」しています。
無駄なお金を使いたくない意識が働くのは当然です。
女性心理を無視した行動は、結果的に婚活費用が跳ね上がります。
当コラムの関連記事も合わせて、お読みいただき、婚活費用で余計なお金を使わないことを願っています。
本日も読んでいただき、ありがとうございます。