「合コンや飲み会に誘われる機会が減ってきた」
「30歳を超えて、仲のいい友人が結婚しだした」
「女性を紹介してもらえる気配がない」
という声はアラサー男子に意外に多いです。
今回は、そんなアラサー男性向けに現代の「出会いの場」11選におけるメリットデメリットを解説します。
現代は出会いのツールが豊富で、やり方により出会い方は生み出せます。
目次
社会人の出会いの場は時代で変化する
祖父母、親世代、アラサー世代、またそれ以下の年代によって、恋愛や出会いに関する価値観は異なるでしょう。
理由として大きく2つあります。
■恋愛や出会いに関する価値観は次の2点で大きく変化しました。
- 社会情勢の変化
- インターネットの発達
僕の祖父母世代にとって、結婚は絶対であり、必然的に恋愛の方法も限定されました。
社会的に結婚への意識が高く、出会いの場として「お見合い」が普通に行なわれていました。
結婚することが常識な空気感が漂い、「婚活」という概念すら薄かったでしょう。
僕の親世代になり、自由恋愛が徐々に広がり、恋愛の価値観も少しずつ変化していきます。
出典:出生動向基本調査
高度経済成長の時代背景をうけ、女は家庭を守り、男は外で稼いでくるといった価値観が醸成されていきます。
国民年金において専業主婦(主夫)は自己負担がない、第三号被保険者という制度が設計されました。
結果的に国をあげて価値観の醸成をサポートをしました。
国民年金の加入者のうち、厚生年金、共済年金に加入している第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者(年収130万円未満)の人をいう。大半は「サラリーマンの妻で専業主婦」だ。この人たちは保険料を払わなくても、配偶者が加入する厚生年金や共済組合が一括して払うので、国民年金を受け取れる。(以下略)
このような時代背景の受け、「婚期を逃せない」というプレッシャーと女性は戦っていたのです。
一つひとつの出会うをムダにできない意識が高まることは容易に想像がつくでしょう。
※こういった女性と男性の役割を分けることの良し悪しは、さまざまな議論があり、ここでは言及しません。
時代の流れをうけ、「男女平等」「女性活躍推進」の声が少しずつ浸透していきます。
価値観の多様化を促し、「結婚しない」選択肢も少しずつ世間に認知されるようになります。
そんな中、インターネットの発達が大きく状況を変えました。
携帯電話、スマホがどこでもネットに繋がる世の中は、異性との出会いのハードルをグッと下げました。
異性との出会いが容易になると、思わぬ弊害がおこります。
悲しいですが、一つ一つの出会いの質が相対的に低下しました。
いつでもどこでも会える状態は、一つひとつの出会いの濃度が薄まります。
まるでカルピスの原液にどんどん水が足されているかのように。
現代においては、出会い方のバリエーションはさまざま。
闇雲に行動していれば、結果が出ないのも納得です。
出会い方の「特徴」を理解して、自分にあったフィールドで最適なアプローチが求められるようになったのです。
社会人の出会いの場11選を解説
社会人の出会いの場所を、大きく11種類に分けてみました。
- 社内恋愛:職場や勤務先で知り合う。
- コミュニティ:サークル、お祭り、ボランティア、オンラインサロンなど※職場と家庭とは別の第3の集まり。
- 友人の紹介:知人や友人から女性を紹介してもらうこと。
- 婚活(恋活)パーティー:出会いを求める男女が同じ会場に集まり、プロフィールをみながら会話をするスタイル。最終的に好みに女性を指名する。
- 合コン:合同コンパの略。初対面の異性が集まり、食事やお酒を楽しむ場。通常、幹事が存在し、とり仕切る。
- 異業種交流会:ビジネス色が強いイメージだが、恋愛に特化したスタイルも開催されている。立食やスタンディングと形式は多種多様。お酒や食事を同時に楽しむのが一般的。
- 街コン:不特定多数の男女が集まり、交流をはかる。おしゃれなカフェや居酒屋、お店を貸切って開催されるケースがほぼ。
- マッチングアプリ :出会いを求める男女がアプリ(インターネットサービス)を通じて、異性と知り合う場。使い方により利用料が変わる。
- ナイト系:ここでは、Barやキャバクラ、スナックなど夜のお店の総称をさす。
- ナンパ:お店や路上で声をかけ、面識のない異性と知り合うこと。
- その他:結婚相談所、または上記以外。
下の図は、「匿名性から見た出会いの場所」を示しています。
匿名性とは、行動をとった人が誰であるかわからない状態をさす。
匿名性が低い = 信頼性が高い
匿名性が高い = 信頼性が低い
上位になればなるほど、利害関係が生じやすく、人と人のつながりが濃くなります(個人差により若干の順序は異なります。)
おのずと上位ほど「信頼性は高まり」、下位ほど「信頼性が低く」なります。
匿名性が低い上位の「出会いの場」になると、冷淡な態度を取りづらくなります。
それは匿名性が低いからです。(利害関係が生じやすい関係だから)
下位ほど、出会い自体が一期一会になる傾向が強まります。
LINEやメールの既読スルーが多くなる印象ありませんか?
匿名性が高いと、もう二度と会わないという安心感から対応が雑になりやすいからです。
※ナイト系は接客が目的のため、既読スルーはされず、連絡が続くかもしれません。
「社内恋愛」、「コミュニティ」、「友人の紹介」は他の出会い方と比べて、「人となり」をより見極めることができます。
どれが良い、悪いというものではありません。
既読スルーをされ、心がすり減っていたり、「婚活疲れ」の場合は、なるべく上位の恋愛市場で勝負すると良いでしょう。
社会人の出会いの場11選メリット・デメリット
さっそく、出会いの場ごとにメリット・デメリットを解説します。
自分にあった出会いの場はどこにあるのか?
ぜひ参考にしてください。
女性とのマッチング率にも大きく影響しますよ。
社会人の出会いの場1.社内恋愛
社内恋愛は環境に大きく左右されます。
同じ部署に意中の女性がいる場合は、チャンス大ですね。
普段の仕事ぶりを通して、間接的に女性にアプローチができる強みがあります。
また長期戦で恋愛活動ができるため、女性の気持ちに変化が起こりやすいです。
- 仕事を通じて、女性のタイプや性格を知れる
- 長い時間をかけて、自分のことをアピールできる
- 忙しい職場ほど出会いの数が限られて、恋愛に発展しやすい
- 辛い仕事を一緒に乗り越えると、親密度が上がりやすい
- 結婚へ繋がりやすい
- 付き合った後にフラれると、気まずい
- 告白してフラれると、さらに気まずい
- 職場によっては女性との出会いが限定される
- 不適切なアプローチをすると、仕事に支障が出る。
- 対応を誤ると、セクハラやパワハラを指摘される恐れあり
職場に出会いがない!とお悩みの男性は次のコラムを参照ください。
社会人の出会いの場2.コミュニティ
「自宅と職場の往復で出会いがない」
と悩む男性にオススメが「コミュニティ」です。
仕事と家庭以外の第3の場所に所属することを指します。
その時、現地のお祭りチームに入ることで出会いが一気に増えました。
- 趣味や行事を通じて、女性と知り合える
- 普段の女性の姿を見ることができる
- 素の自分を通して、自分のことをアピールできる
- 男女問わず、飲み会等の出会いの場へお誘いしてもらえる
- コミュニティによっては多くの異性と知り合うことができる
- モテる人に美味しいところを持っていかれる
- 残酷な恋愛ヒエラルキーが存在する(身分制度のようなランク付け)
- 話し下手や内向的な人にはしんどい場面も。
- 仕事が忙しいと、定期的に参加することが困難
- 自分にあったコミュニティを探すのが大変
社会人の出会いの場3.友人の紹介
友人の紹介はもっとも彼女を作りやすい「出会いの場」です。
■彼女が作りやすい理由
- 紹介される前に「見た目」をクリアしている
- 相手が「恋人が欲しい」タイミング
- 初対面で一対一で会える
- 友人のフィルターを通過しているので、女性の警戒心が高くなりにくい
- 「いい人がいれば付き合いたい」の状態になっている
- デートに誘いやすい
- 意気投合すれば、自然な形でお付き合いできる
- 結果が早く出る
- 紹介してくれる人脈が必要不可欠
- そもそも男性としての魅力がなければ、紹介してもらえない
- 人脈がない状態からは時間を要する
社会人の出会いの場4.婚活パーティー
婚活パーティーはわざわざ女性が会場に足を運ぶため、本気度が高い傾向にあります。
都市部ではほぼ毎日、地方でも土日には開催されるため参加しやすいです。
- 定期的に開催しているので、参加しやすい
- 一人でも気軽に参加できる
- 一度で複数の女性と出会うことができる
- 彼氏がほしい人が比較的集まっている
- 失敗しても、基本的に出会う女性は一度きりなので、精神的負担が軽い
- 参加費が男性側だけ高い
- 短時間で自分の魅力をアピールしなければいけない
- 「訳アリ」女性も参加している
- 恋愛格差が激しく、スマート男子に良いとこ取りされる
- 地方や運営会社により、パーティーの段取りやレベルがバラバラ
1人で参加できるため、忙しい男性に優しい出会いの場ですね。
社会人の出会いの場5.合コン
出会いの定番「合コン」ですが、人脈が豊富な場合は参加する機会は多いのではないでしょうか?
合コンはチーム戦であるため、男性同士の協力体制は欠かせません。
- 女性とのコミュニケーション力が鍛えられる
- 1回で複数の女性と出会える
- 流れの中で、連絡先を交換できる
- お酒の席になることが多く、素の自分で話せる
- 気軽に参加できる
- 一定のテクニックやノウハウが必要
- アルコールが入るケースが多いので、場が荒れるケースも
- 集まる女性のレベルは幹事に左右される
- 団体行動が苦手な人は苦労する
- 二次会に流れるケースがあり、金銭的な負担も大きい
- やる気のない女性も一定数、存在する
合コンは意外にも交際のきっかけになる確率は低いようです。
出典:ブライダル総研調べ
仲良くなった人から別の女性を紹介してもらうなど、他の出会いにも波及させましょう。
社会人の出会いの場6.異業種交流会
ビジネスのイメージを持たれるかもしれませんが、実は実は恋愛に特化したも多いです。
名前の冠に「恋活」「出会い」など記載があれば、間違いないでしょう。
異業種交流会の最大のメリットは好きなタイミングで女性と話ができる自由度です。
その分難易度は上がりますが、慣れてくれば多くの女性と仲良くなれます。
- 自分の意思で行動でき、自由度が高い
- 気に入った人とだけ話ができる
- 婚活パーティーのように一人だけ選ぶという縛りがない
- 一人でうまく立ち回るのは難易度が高い
- 恋愛下手だと、場合によっては浮いてしまうかも
- 彼氏を探していない女性も多く紛れている
社会人の出会いの場7.街コン
街コンの醍醐味は、お酒を飲み交わしながら、異性と出会えることですね。
普段緊張しやすい男性でもお酒の力で普段のコミュニケーションが取りやすくなります。
- 定期的に開催されている
- 一度で多くの異性と知り合える
- 気軽に参加できる
- お酒と食事も同時に楽しめる
- 運営側が連絡先の交換をサポートしてくれるケースも
- 一人では参加できない場合も
- 飲み食いがあるため、参加費が高め
- 人見知りの男性は苦労する
- 地方では同じメンバーと毎回遭遇することも
- 一期一会になりやすく、次につながりにくい
社会人の出会いの場8.マッチングアプリ
対面での女性とのコミュニケーションが苦手な方はぜひ「マッチングアプリ」を活用しましょう。
比較的定額で利用できるサービスが増え、気軽に多くの女性とコンタクトを取れます。
匿名性が高くなり、ビジネス目的、既婚者が一定数含まれていますので注意してください。
- 低予算
- 気軽に女性と知り合える
- 短時間で多くの女性にアプローチできる
- 失敗しても切り替えやすい
- 遊び目的の人が一定数存在している
- 匿名性が高いため、関係性が希薄になりがち
- ビジネス目的の人も紛れ込んでいる
- 出会うまではどんな人かわかりにくい
社会人の出会いの場9.ナイト系
いわゆる、夜のお店です。
キャバクラ、スナック、バーなどプロの女性と接する出会いですね。
女性は男性の承認欲求を満たすプロであることを認識しましょう。
出会いがない場合、お金を出せば出会える場所なので、ハマりやすいです。
一部の男性は店員女性と交際に至る例を聞きますが、多くの男性が成就していません。
- 投資する金額によっては簡単に容姿の良い女性と出会える
- 異空間の雰囲気を楽しめる
- お酒を飲めるので、リラックスした状態で会話ができる
- お金がかかる
- 女性の警戒心が非常に強い
- ビジネスの場なので、恋愛に結びつかないことが多い
- 訳アリ女性が働いているケースがある
- 耐性がない人はハマりこむ可能性あり
社会人の出会いの場10.ナンパ
見知らぬ女性に声をかけて知り合う出会いです。
ナンパを通して結婚しているカップルも実際に多いので、正式な「出会いの場」です。
ただし、女性の警戒心が高くて最初はオススメしません。
その他の出会いで上手くなり、物足りなくなったらチャレンジしてください。
- 好みの女性が見つかれば、すぐにアプローチできる
- 度胸がつく
- コミュニケーション能力が磨かれる
- 短時間で多くの女性と出会える
- 出会いの金銭的コストが発生しない
- 精神的な負担が大きい
- 失敗する可能性が高く、場数をこなす必要あり
- 女性から警戒される
- 年齢が上がるにつれて、まわりから白い目で見られる可能性あり
- 女性の情報が少なくて、場合によっては危険にあう可能性あり
社会人の出会いの場11.その他(結婚相談所など)
上記以外の出会い方として、結婚相談所があります。
しかし、出会いに対するコストパフォーマンスはあまりオススメできません。
まとめ
本日は、社会人の出会いの場メリットデメリット11選をお伝えしました。
「出会いのツール」は確実に増えています。
出会いがない男性でも、やり方や選び方で女性と知り合う機会は増やせます。
職場や身近にチャンスがなければ、コミュニティや婚活サービス(パーティー、街コン、異業種交流会)方法を試してみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。